運命運命はEveによって、そこそこ予定付けられています。 その拘束力は絶大で、油断していると、運命のレールに簡単に連れて行かれてしまいます。 これは「Final Destination 2」と言う映画の一部です。 かなり残酷なシーンが含まれますので、子供や心臓の悪い方は見ないで下さい。 運命の存在の仕方をよく描いています。 死が予定されていた若者が死を避けながら奮闘するのですが、運命が執拗に偶然を使って彼らを殺そうとします。 映画では、かなり極端に偏った偶然が起きていますが、実際の運命は、もっと自然に、しかし確実に予定されている方向に動こうとします。 また、この映画では、テーマが死ですが、実際はあらゆる予定に向かって私達は走らされています。 あなたが、ある学校を卒業する運命。運命の人間に出会う運命。あなたが証券マンになる運命。 あなたが糖尿病で死ぬ運命。あなたが犬を飼う運命。etc じゃあ、未来は決まっていて、人間には全く選択の余地は無いのか? と、言うと、そうではないです。 危険を警戒したり、良い運命をイメージする事によって、運命を変えたり、積極的良い運命を開く事は出来ます。 映画をよく見ると、彼らは少し危険に対して怠惰です。 二次災害が起きそうな場所で寛いだりしています。 この映画を最初から最後まで見るとわかりやすいですが、悪い運命はそれが起こる少し前に、人に逃げる選択時間を与えています。 ここを見逃さないように普段から気をつけなければいけまん。 また、当たり前の危機回避は常日頃から心がけるべきです。 事故車の中で、タバコに火をつけるとか馬鹿すぎです。 死や怪我の運命は、それを起こすのが簡単な人から狙います。 その日、ある街で、交通事故で誰かが死ぬ事が決まっていたとします。 その場合、普段から危険な運転をしている人に起きやすくなります。 偏った偶然の創作が少しで済むからです。 ただ、中には交通法規を全く守らなくても事故にもあわず平気な人もいます。 この場合、彼はラッキーと言えるでしょうか? 確かに、交通事故で死んでしまう人よりはラッキーです。 しかし、彼は交通事故に遭わないために、普段から自分の運を浪費しているのです。 運はポイントカードのポイントみたいなものです。 彼は仕事で解雇を避けるなど、肝心な時に、使える運を減らしているのです。 つまり、誰が見ていなくても、危険な事はやってはいけないのです。 さらに、完全に交通法規を守っていても、やはり車に突っ込まれて死んでしまう場合があります。 それは、悪運のポイントが溜まりすぎ、幸運のポイントが少なくなった人等がそうです。 善人であっても、子供であっても、まじないが足りなければ不運に襲われます。 INDEX |